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天気が悪いと調子も悪い、そんな時は五苓散!(漢方 17)

2019年10月17日

「体がめっちゃむくんでいるんですよね~」

「二日酔いで気持ち悪いっす…」

「めまいで困ってます…」

全て体の中の水が悪さをしている場合があります!

その時に使われる「五苓散」についてお話したいと思います。

この記事はこんな方におすすめ

  • からだがむくみやすい方
  • めまいや吐き気、天気が悪いと調子が悪い方
  • お酒大好き!だけど二日酔いは嫌!な方

五苓散は利水剤という名前で呼ばれています。

「五苓散」「利水剤」と言われています。

「利水剤」って何でしょうか…??

利水剤とは漢方の言葉で、「水毒」を改善するもののことを言います。

「水毒」というのは水の流れが悪い、

水の代謝がうまくいっていない状態のことです。

天気悪い日に体調が悪いのも水毒が原因である場合が多いです。

水の代謝が悪い状態を改善してくれる漢方薬のグループを利水剤といいます。

特に利水剤の中で一番有名なのが「五苓散」ではないでしょうか?

五苓散の生薬の中身は??

沢瀉(タクシャ)

茯苓(ブクリョウ)

猪苓(チョレイ)

桂枝(ケイシ)

白朮(ビャクジュツ)or蒼朮(ソウジュツ)

以上5種類の生薬が入っています。

注目するべきは

「茯苓」「沢瀉」「猪苓」「白朮(or蒼朮)」こちらの4つが

すべて体の水に関係している生薬です。

そこに気を巡らせる「桂枝」が入った処方です。

また、「沢瀉」という生薬は体を少し冷やす作用があるので、

「五苓散」は体に少し熱がある=のどが渇いている方にあいます。

また、水の流れが悪い方に合うので、おしっこの回数が少ない場合が多い。

そういう状態をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれませんね。

また「白朮」「蒼朮」はどちらも同じ「オケラ」という植物の根っこですが、

メーカー違いで「白朮」「蒼朮」違うものを使っている場合があります。

お悩みの症状に対して「朮」を使い分けてより体質に合わせたものを作るのが

プロならではのこだわりでもあります。

利尿剤と利水剤の違いは?

利尿剤というとよく病院でむくんでいる場合に処方されたり、

血圧が高い方に処方されたりしますよね。

利尿剤とは体の水をおしっことして出す薬のことです。

「どう違うんだ???」

そう思っちゃいますよね。

イメージとしては

「利尿剤」は水が多い人も少ない人も水を尿としてだすものに対して、

「利剤」は水が多い場合は減らして、少ない場合は補ってあげるようなバランスを取ってくれる。

そのような違いがあると思っていただければいいと思います。

五苓散はどのような症状に効果があるの??

五苓散は口が渇いていてお手洗いの数が少ない方に合うわけですが、

頭が痛い。

便が水みたい。

二日酔い。

お腹に水が溜まっている。

吐き気がある。

そのほか腎臓病や泌尿器のお悩みの症状に使う場合があります。

ですが症状だけで漢方薬を選ばず、

本当に「五苓散」が合うタイプの症状なのか見極める必要があります。

ちなみに五苓「散」なので散剤がおすすめです。

「散」と書いているわけですから、

「五苓散」はエキス剤で飲むよりは散剤、つまり生薬を粉砕した粉の方がおすすめです。

☆散剤の説明についてはこちらの記事をご覧ください。

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二日酔いに聞くってマジっすか?

酒をどんどん飲んでいるときをイメージしてみましょう。

上司への怒り編

「今日は仕事で課長に怒られた!俺は悪くないはずなのに!」

そう思ったあなたの足は無意識にストレスを発散するために

近くの居酒屋へ向かっているようだった。

入ると大衆居酒屋のような感じでお値段もお手ごろだ。

かけつけビールと枝豆を注文して飲み始めることに

「あの課長め!文句ばっかり言いやがって…」

まるで酒の肴は上司への不満だと言わんばかりに

どんどんお酒が進んでいく…

そしてそのまま夜が明けて…

「あったまいってえええええ!」

頭がガンガンする!とりあえず水が飲みたい…

からだも疲れのせいかむくんでいる気がするし…

これから仕事かと思うと憂鬱だ…

そんなになるまで飲むと大変ですよー漢方で対策しましょう。

どうでしょうか??

お酒を飲んだ時は体がむくんだり、頭が痛くなったり吐き気がしたり、

これも水毒といわれる状態です。

そういう時は「五苓散」はおすすめです。

そこに「黄解散(おうげさん)」という熱を冷ます漢方薬と組み合わせると

もう最強です!

ちなみに私もお酒を飲むときは持っていくようにしています。

まとめ

いかがでしたか?

今回は水毒という水が悪さする状態を改善する「五苓散」のお話でした。

「ちょっと飲んでみたいかも・・・!」

そんなときは是非お近くの漢方薬局にご相談ください。

そして最後に

お酒はほどほどに、嗜む程度でお楽しみくださいね

お酒はおいしく楽しみましょう。

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