ニキビを気にする

漢方 病気のお話

ニキビ(吹き出物)と漢方薬について

 

「はぁ、また顏にニキビが…」

 

「背中に出来物が…」

 

ニキビ(吹き出物)ができると何となく気になってしまう。

 

そんなあなたに漢方とニキビについてお話します。

 

簡単なまとめ

  • ニキビの西洋医学的治療は塗り薬がメイン。
  • ニキビの原因は様々原因がある事。
  • ニキビの漢方薬は原因によって使い分けるため漢方の専門家に聞くのが無難な事

 

ニキビとは医学的には「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」といいます。

 

ニキビとは毛穴に起こる病気で、あぶらが毛穴に詰まったり、菌が繁殖することでできる出来物のことを言います。

 

できる場所に関しては顏や背中、胸などが多いです。

 

西洋医学(病院)では主に塗り薬による治療を行います。

 

また、塗り薬で難しい場合は抗菌薬を使用することもあります。

 

他にもケミカルピーリングやビタミンC、トレチノインなども選択肢として出てきます。

 

ですが、ニキビを完治させる治療ではないのが現状です。

 

抗生物質を長く飲むと耐性菌を生む危険性があります。

 

他にも腸の善玉菌も殺してしまうため、腸内細菌のバランスも崩れることがあります。

 

外側だけとっても元々できやすい体質は変わっていないので再発する可能性もあります。

 

漢方医学ではニキビは一括りにはしません

 

漢方の考え方では「病名=○○」のように簡単ではありません。

 

ニキビの場合ですと…

 

1.ホルモン異常が原因

 

2.悪い生活習慣が原因

 

3.肝臓の解毒能力の低下

 

4.解毒証体質

 

が主な原因になってくるかと思います。

 

原因によって使う漢方薬も変わってきます。

 

ホルモン異常によるニキビ

 

主に性ホルモンの上がり下がりによっておこるニキビの事です。

 

例えば女性ですと生理前になるとどんどん増えてきて、生理が来ると減っていくタイプがそうです。

 

男性でも中学生ぐらいのころから男性ホルモンが活発になるためニキビが増えることがあります。

 

悪い生活習慣が原因

 

「仕事が忙して外食が多いんです」

 

「よくお酒を飲むんですよね」

 

など、お肌に悪い生活習慣が原因でニキビになることがあります。

 

具体的には

 

食習慣の乱れ

 

睡眠不足

 

喫煙

 

飲酒

 

ストレス

 

上げれがキリはないですが主なのはここでしょう。

 

もし思い当たることがあったら改善できることはしてみましょう

 

3.肝臓の解毒能力の低下

 

前述の悪い生活習慣の一つにはなりますが特に多いのが「油の取りすぎ」です。

 

油ものを取りすぎて代謝しきれず体にたまり、それが原因でニキビになるのも多いです。

 

勿論ストレスや疲労からも肝臓の解毒能力の低下につながりますので肝臓をいたわってあげましょう

 

4.解毒証体質

 

聞きなれない単語が出てきました。

 

「一貫堂医学(いっかんどういがく)」とよばれる漢方の考え方があります

 

この流派の特徴として、「解毒証(げどくしょう)」「臓毒証(ぞうどくしょう)」「瘀血証(おけつしょう)」三つに体質を分けて考えます。

 

この解毒証と言われる体質の方に使う漢方薬というものがあります。

 

少し難しいお話ですが、解毒証っていう体質があるんだなぁ…ぐらいの感覚で結構です

 

具体的にはどのような漢方薬を使うの??

 

よくつかわれる漢方薬としては、

 

赤みが強い時…清上防風湯十味敗毒湯

 

生理周期と関係あり…桂枝茯苓丸加薏苡仁桃核承気湯

 

イライラやのぼせがある…逍遙散加味逍遙散

 

解毒証体質…温清飲荊芥連翹湯

 

等が主です。

 

これ以外にもニキビの漢方薬は沢山あります

 

また、漢方の世界ではイボを取る生薬といいう物もあります。

 

漢方薬で体質を変えていくと他の症状も一緒に改善することもあります。

 

(たとえば、便秘、のぼせ、生理不順や顏の赤味など)

 

ですが、体質に合っていない漢方薬では効果がないどころか体調を崩すことがあります。

 

ニキビによい食事や習慣は?

 

特に食事は重要です。

 

甘いもの油ものは肌の調子が悪くなるので当然にきびが出てくるかも?

 

逆に緑色の野菜特に色が濃いものがオススメです。

 

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水分補給は「ハトムギ茶」などで行うのもいいと思います。

 

漢方薬でニキビのできにくい体に変えていこう!

 

西洋医学のような外から治療するのは一見早そうに。

 

ですが、再発のや副作用などが気になってしまうのは仕方がないことです。

 

「副作用が気になります。」

 

「子どもだから西洋のお薬使っても大丈夫かしら?」

 

「なかなか治らなくて困っています。」

 

そのようなときは漢方という選択肢を選んでみましょう。

 

ですが、漢方薬もあっていないものを飲むと効果がないどころか体調を崩すことがあります。

 

「ニキビを体の中から改善したい!」と思われたら是非漢方を処方してくれる医療機関や漢方薬局にご相談ください。

 

相談担当のtwitterが出来ました!健康習慣のつけ方を教えています。

  • この記事を書いた人

北浦 久貴

●開局40年、神皇漢方薬局の二代目相談担当 ●関西伝漢研理事長 本当に効果のある漢方薬の選び方やあなたに合わせた健康法をご提案できるように常に努力しております。

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