生理痛の漢方治療について

今月も来た…痛みが強いやつが…

痛み止めを飲んで乗り越えるんだ~!

 

ちょっと待ってください。

生理痛について一度整理してみませんか?

生理痛はないのが当たり前!

とまでは言いませんが、生理痛は無いor少し今日重いな…が正しい状態です。

痛み止めを飲んで乗り切っています!と言う方もいらっしゃいますが、痛み止めは痛みを止めているだけで生理痛の原因自体が改善しているわけではありません

生理痛を放置しておくと大変なことに…ですが、その前に生理痛はなぜ起こるのか原因を考えてみましょう。

生理痛は子宮の筋肉がぎゅ~っと収縮するから痛む

そもそも生理とは子宮の筋肉が収縮することで経血を体の外に出しています。

つまり、痛いから血が出ているわけではありません。血が出てても痛くない人は我慢強いわけでもありません。

痛みが強い人には痛みが出る原因があるからです。

生理痛の原因となるもの

冷え

身体的、精神的ストレス

女性ホルモンのバランス

婦人科の病気がかくれている場合もあるため痛み止めでしのいでいる方は要注意です。

漢方での生理痛への考え方

漢方薬って元々は婦人科疾患が得意な分野なんです。

漢方では生理痛はいつ痛いかで漢方薬の方向性を決める事が出来ます。

前日~3日目など、生理期間の最初が痛い

この場合は漢方では瘀血と言う状態の場合が多いです。その為瘀血を改善するために「駆瘀血剤」を使います

駆瘀血剤にも種類があって便秘なのか、イライラもあるのか等その時の状況に合わせて漢方薬を選んでいきます。

4~5日以降生理期間の後半が痛い

この場合は血虚と言う状態の場合が多いです。。その為血虚を改善するために「補血剤」を使います

補血剤の中でも当帰芍薬散は有名ですが、近年は別の物の方が合う方が多い印象です。

 

これ以外にも生理期間が長い、短い、血の量が多い、少ないなどで様々な角度からあなたの状態を判断し、あなたの適切な状態に合わせてご提案させていただきます。

 

よくある質問

生理痛の相談時によく効く質問を上げていきます。

Q当帰芍薬散を飲んだけど効果なかったよ?

当帰芍薬散は血虚の処方です。当然瘀血体質の方には向きません。また、血虚の漢方薬って沢山ありますので、それぞれどの処方が良いかを考える必要があります

Q漢方薬ってすぐ効かないから心配だわぁ…

漢方薬は根本から改善していく物です。痛みがあまりに激しい場合は痛み自体を取る漢方薬と一緒に併用していきます。

Q痛み止めを止めるのは嫌なんです…

最初は痛み止めを飲みながらやっていきましょう。漢方薬を飲んでいくうちに痛み止めの回数が減るかもしれません。

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