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桂枝茯苓丸の注意点や合わない人は?漢方の専門家がお答えします。

桂枝茯苓丸を飲んでいるけど大丈夫かな??」

 

「生理の時に塊のようなものが出たり、色が悪い気がします…」

 

そのようなことでお困りではありませんか?

 

今回は五大婦人薬の一つ「桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)」についてお話ししたいと思います。

 

☆他の五大婦人薬については下からどうぞ。

 

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この記事はこんな方におすすめ

  • 生理周期が乱れている。
  • 子宝希望中の方。
  • 桂枝茯苓丸で少し良かったけどイマイチの方。

 

桂枝茯苓丸は血流を良くする漢方薬です。

 

漢方薬の病態の一つ「瘀血(おけつ)」という状態がありますがこれは血流が悪い状態という意味です。

 

「桂枝茯苓丸」は一言でいうなれば血流を良くする漢方薬です。

 

血流が悪くて起こる病気や症状は生理痛や、月経困難症、不妊治療などの婦人科疾患をはじめ、冷え症や打撲、高血圧などきりがないぐらいです。

 

桂枝茯苓丸は様々な生薬や漢方薬と組み合わせることがあります。

 

例えば、薏苡仁(ヨクイニン)という生薬を混ぜた桂枝茯苓丸加薏苡仁はニキビや子宮筋腫などに使われます。

 

他には小柴胡湯や柴胡桂枝湯という柴胡剤という体質改善に使われる漢方薬と一緒に飲むことによって体質改善する力を高めます。

 

そんな幅広い漢方薬ですが、やっぱりあうあわないがあります。

 

桂枝茯苓丸の生薬の中身から考えてみましょう。

 

桂皮(ケイヒ)

茯苓(ブクリョウ)

牡丹皮(ボタンピ)

桃仁(トウニン)

赤芍薬(セキシャクヤク)

 

5種類入っています。

 

特に重要なのは「桃仁」「牡丹皮」の血流を良くする部分が重要だと思います。

 

そこで気の流れをよくする「桂皮」と清熱と活血の目的として「赤芍薬」といったところでしょうか。

 

生薬を見ても血流を良くしてくれそうな組み合わせですね。

 

芍薬には「白芍薬」「赤芍薬」があります。

 

白い芍薬は筋肉や精神の緊張を解きほぐしますし、赤い芍薬は体の血流を良くする働きがあります。

 

その二つもこだわりがある漢方薬局では使い分けております。

 

桂枝茯苓丸は不妊治療でも使います。

 

子宝相談の時もよく使います。

 

≪金匱要略≫婦人妊娠篇には

 

「婦人がもともと腹部にしこりのある持病を持っていて、生理がなくなって2~3ヵ月位した頃出血が止まらないで腹に動悸することがある。これはもともとあったしこりが妊娠を阻害しているのである。そのしこりを下さなければならない。桂枝茯苓丸がそれを主治する。」

 

と書いてます。

 

当店では生理痛が最初の方に酷くてとか子宮筋腫がある場合に選択肢の一つとして考えています。

 

注意点として「桂枝茯苓丸」妊娠がわかった段階で中止する必要があるというところでしょうか。

 

妊娠中は桂枝茯苓丸はやめましょう!

桂枝茯苓丸の合わない人は血が少ない人!

 

そんな幅広い「桂枝茯苓丸」ですが、合わない人もいます。

 

血流が悪い、イメージとしては血の量が多くて体の一部に集まっている状態。

 

このような方に「桂枝茯苓丸」が合うわけですよね?

 

ということは、血が少ない場合は効果がない、または調子が悪くなる場合もあります。

 

女性の場合は生理中に飲むと血の気が引くっておっしゃられる方もいらっしゃいます。

 

当店では生理中の間は休憩してもらったり、別の漢方薬をお渡ししたりする場合もあります。

 

もし万が一飲んでいて調子が悪くなった場合は、処方したお医者さんや、漢方薬局に相談してみましょう。

 

☆生理痛から合うかどうかを見たい場合は「当帰芍薬散」の記事を読んでください。

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桂枝茯苓丸はずっと飲んでいてもいいの?

 

漢方の考え方としては健康とは中庸、つまり真ん中という事。多すぎず少なすぎずの状態を維持することを言います。

 

桂枝茯苓丸とは血流を良くする漢方薬ですから、体の中から余っている血を外に出すものです。

 

作用はめちゃくちゃ強いわけではないのですが、それなりに作用は強い部類の物です。

 

ですから、自己判断でとりあえず続けてみようかな~というのは避けたほうが無難と思われます。

 

漢方薬も薬です。

 

理由もなくずっと飲んでいていいよ~なんて言えるものは基本的にはないと思った方がいいでしょう。

 

桂枝茯苓丸の丸は丸剤という意味。

 

「桂枝茯苓丸」の丸は丸剤、つまり粒のような状態で飲むのが原典通りの飲み方です。

 

この丸剤というものは漢方薬を粉砕した粉をハチミツなどで丸く固めたものです。

 

恐らく医療機関でもらえるものは顆粒ですが、顆粒は煎じた液体を乾燥させた物です。

 

製法が違うため、中に残る成分も違ってきます。

 

ですが、「桂枝茯苓丸」じゃなくても効果の高い血流を良くするものもあります。

 

その名も・・・「甲字湯」

 

甲字湯は日本生まれの漢方薬です。

 

当店でも「桂枝茯苓丸」より「甲字湯」のほうがよく使っています。

 

日本生まれなだけあって、日本人の体に適しているんでしょうかね。

 

やはり血の量が多い→見た目は元気そう。という方に合います。

 

☆漢方薬の種類について気になる方は下からどうぞ。

本格的な漢方薬局は煎じ薬をオススメしています。
漢方薬は顆粒?粉?煎じ薬?どれがいいの??

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まとめ

 

いかがでしたか?

 

桂枝茯苓丸が合いそうだなぁ~」

 

甲字湯ってやつを飲んでみたいなぁ~」

 

などございましたら是非普段行かれている病院や漢方薬局でご相談ください。

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神皇漢方薬局の漢方治療への3つのこだわり

 

漢方薬を飲んで健康になる。その為に三つの事を重要視しております。

 

①漢方薬・生薬の質を厳選しております。

 

漢方薬は何処で飲んでも同じか?という質問に私はNO!と答えます

 

何故なら元は自然に存在するものです。

 

ですから材料の質、と製法というものは漢方薬に影響を及ぼします。

 

あなたはカレーを食べる時にヒョロヒョロっとした人参やジャガイモが入ったカレーを食べたいですか?

 

どうせ食べるなら具が大きなカレーを食べたくないですか?

 

漢方薬も同じです。

 

材料の違いが味や風味の違いにつながっていきます。

 

生薬メーカーを厳選しておりますし、粉の漢方薬もメーカーによって違いがあります

 

粉薬においても効果の良い物をメインに取り扱っております

 

また同じ処方でも成分や製法の違いで合う人が変わってきます。

 

当店ではそのように使い分けるために同じ処方を採用している場合もあります。

 

それは一重に相談されたあなたの体質に一番合ったものを飲んでいただきたいと考えているからです。

 

②漢方薬について常に研鑽しております。

 

「漢方薬を飲んでも効かなかった」という経験はございませんか?

 

それは漢方薬が悪いのではなく、漢方薬を間違えているからです

 

「○○という病気にはこの漢方薬がいいよ!」というほど漢方薬は単純ではありません。

 

その為には研鑽するしかありません。

 

当店では得意分野に分かれてそれぞれの疾患について研鑽をしております。

 

③変えるべき生活習慣についてお話しております。

 

漢方薬を飲んで治った!さよなら!では結局また同じ事の繰り返しになる可能性があります。

 

ですから健康になるためのお手伝いとして、健康になるための生活習慣、養生方(ようじょうほう)についてのお話を必ずします

 

「○○を食べると今の体質に合っております。」とか「△△は控えたほうが宜しいです。」など食べ物に限らず運動の習慣などについてもお話しております。

 

生活習慣をガラッと変えるのは難しいので私たちはあなたの無理のない範囲でできる養生方をお伝えしております。

 

そうしてあなたと私たちが協力し合って健康にしていこうと考えております。

 

相談への流れ

 

当店は予約優先です。

 

風邪や急な腰痛などのパッと出た症状に関しては予約なしでも構いませんが、慢性的にお悩みな場合は予約をお願いしております。

 

予約なしで来られる場合はお待ちいただく可能性がございますのでご了承ください。

 

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相談担当のtwitterが出来ました!質問箱もありますので気軽に質問してね。

  • この記事を書いた人

クッキー先生

●開局40年、神皇漢方薬局の二代目相談担当 ●関西伝漢研理事長 本当に効果のある漢方薬の選び方やあなたに合わせた健康法をご提案できるように常に努力しております。

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