漢方 漢方の豆知識

当帰芍薬散が合う人、合わない人ってどんな人??

「当帰芍薬散がいいって聞いたけどどうなんでしょう?」

 

「生理時に体がだるいなぁ・・・」

 

そんな女性のあなたに是非読んでいただきたい、当帰芍薬散ってどんな漢方薬でしょうか?

 

当帰芍薬散が合う人合わない人、より効果のよい薬の形の見分け方について、お話していこうと思います。

 

この記事はこんな方におすすめ

  • 当帰芍薬散を飲んでいるけど効果を感じない方。
  • 不妊治療を考えているor実践されている方。
  • 生理痛で悩んでいて当帰芍薬散が合うかどうか知りたい。

当帰芍薬散は婦人科でよく使われる漢方薬です。

 

「当帰芍薬散」は病院では「加味逍遙散」「桂枝茯苓丸」と並び、三大婦人薬といいます。

 

他にも「桃核承気湯」「温経湯」を含めて五大婦人薬ともいわれています。

 

(三大についてはいろいろな意見がありますが、この五つの中のうち三つ選ばれてます。)

 

その中で「当帰芍薬散」貧血気味の女性や体がむくんでいる方によく使われる漢方薬です。

 

漢方薬は生薬の構成でどのような働きかわかりますので、一緒に見てみましょう!

 

☆更年期障害に使われている加味逍遙散については下をクリック!

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当帰芍薬散を中身からどんな人が合うか見てみましょう。

 

当帰(トウキ)

 

芍薬(シャクヤク)

 

川芎(センキュウ)

 

沢瀉(タクシャ)

 

白朮(ビャクジュツ)

 

茯苓(ブクリョウ)

 

以上6つの生薬が含まれています。

 

当帰・芍薬・川芎 補血作用
沢瀉・白朮・茯苓 利水作用

 

ですので、上記の通り、血を増やして水の流れをよくする漢方薬です。

 

本のとおり読むとすれば「当帰芍薬散」

 

「色白やせ型なで肩で冷え症の虚弱タイプに用いる。貧血やめまい、腹痛、全身倦怠感、月経不順、生理痛などがあるものに用いる。」

 

このような症状があれば「当帰芍薬散」の出番です。

 

当帰芍薬散は不妊治療でもよくつかわれます。

 

不妊治療の漢方薬としても「当帰芍薬散」はよく使われます。

 

「当帰散」「白朮散」「人参当芍散」と含め、「安胎薬」といわれております。

 

「安胎薬」とは胎児を安定させる目的で使われるものです。

 

「当帰芍薬散」は妊娠中に高血圧になる「妊娠高血圧症候群」などにも用います。

 

勿論その人の状態によって使い分けるので、行きつけ漢方薬局があるなら、是非相談してみましょう。

 

当帰芍薬散は散剤が一番オススメ!エキス顆粒はあまりお勧めしません。

 

「当帰芍薬散」は「散」ですから生薬の粉末を混ぜるのが本来の飲み方です。

 

(場合によって煎じ薬でお渡しする場合もございますが)

 

エキス顆粒よりも煎じ薬をオススメします。

「こんな粉で当帰芍薬散って書いてた!」

 

って思ったあなたへ

 

お薬手帳やお薬の説明書を見てみましょう。

 

当帰芍薬散エキス顆粒って書いてると思います。

 

原典通りの飲み方でないと少し効果が弱いかもしれません。

 

詳しい散剤の説明については下をクリック!

本格的な漢方薬局は煎じ薬をオススメしています。
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また、「白朮(ビャクジュツ)」という生薬についてはメーカー違いによって「蒼朮(ソウジュツ)」のものを使っている場合もあります。

 

当店ではお悩みの症状や体質に対して「白朮」「蒼朮」を使い分けています。

 

「白朮」の場合はめまいがあったりする場合、「蒼朮」の場合はむくみが強い場合などですね。

 

当店では「白朮」「蒼朮」の使い分けや「散剤」「煎じ薬」を体質に合わせてご提案しております

 

当帰芍薬散が合わない人ってどんな人?

 

もう一度「当帰芍薬散」が合う人は…

 

「色白やせ型なで肩で冷え症の虚弱タイプに用いる。貧血やめまい、腹痛、全身倦怠感、月経不順、生理痛などがあるものに用いる。」

 

ということは、色黒だったり、体がすこし丈夫そうだと合わなかったりします

 

生理痛も〔血が少ない〕から起こる場合もありますが、〔血流が悪い〕から起こる場合もあります。

 

生理痛から見る当帰芍薬散が合う人、合わない人

 

当帰芍薬散は血が少ない生理痛のタイプですので例えば・・・

 

血が少ないタイプの生理痛の例

生理周期が人より短いと思う。または何か月も来ていない。

生理痛や体のだるさは生理の後半の方が強いと思う。

基礎体温が低めと思う。

血の量が少ないような気がする。

 

上のようなタイプですと少ない血を増やす「当帰芍薬散」「四物湯」のような漢方薬が合います。

 

逆に…

血流が悪いタイプの生理痛

生理初日や前日、前半に痛みがある。

周期が少し長めな気がする。

経血の量が多かったり、塊がある。

基礎体温が高いと思う。

子宮筋腫がある。

 

その場合は血流を良くする「桂枝茯苓丸」「桃核承気湯」という漢方薬が合います。

 

生理痛に使う漢方薬もたくさんありますし、生理痛の出方だけで漢方薬は決めず全身から見て考えるわけです。

 

今飲んでいるものが合うかどうかは行きつけのお医者さんや漢方薬局の人に相談してみましょう

 

当帰芍薬散が合う人って美人が多いって本当??

 

血少なくて、身体が少しむくんでいる。

 

色白っぽくて、か弱そうな何となく美しそうな女性を想像してしまいますよね。

 

そのためか、「当帰芍薬散」が合う人を「当芍美人(トウシャクビジン)」と言います。

 

漢方家が後世の漢方の発展のために残された言葉だと思うのですが、大変イメージしやすいですね。

 

「飲んだことあるけど調子いいんだよねぇ」

 

というあなたは当芍美人です!

 

「飲んだけど合わなかったな…」

 

「当帰芍薬散の記事を読んだけど合わなさそう…」

 

というあなたは当芍美人ではありません…

 

 

 

 

普通の美人です!

女性のあなたは美人です!

 

最後に

 

いかがでしたか?

 

「当帰芍薬散」は血が少なくて、少し体が浮腫んでいる。

 

そのような方に合います。

 

あなたは当帰芍薬散が合いそうなタイプですか?

 

当帰芍薬散が合いそうなタイプでも実は違う漢方薬を使うこともあります。

ですから、漢方薬を飲む時は専門家に相談して決めたほうがお金も無駄にならず、適切な漢方薬に出会えます。

漢方薬局を本格的に考えている場合はお近くの漢方薬局や漢方内科に、又はオンライン相談の漢方薬局に声をかけてみましょう。

 

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  • この記事を書いた人

クッキー先生

●開局40年、神皇漢方薬局の二代目相談担当 ●関西伝漢研理事長 本当に効果のある漢方薬の選び方やあなたに合わせた健康法をご提案できるように常に努力しております。

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